wgetのアップデート
JVNVU#98581917: GNU Wget にシンボリックリンクの扱いに関する問題
この記事を見かけてVPSに入ってるwgetのバージョンを確認してみたらver.1.12であったためアップデートしておくことにした。
yumでアップデートしようとするも最新版は無いとのことなのでtarファイルからインストールしなおすことに。
以下の作業は全てrootで行った。エラーなどで二転三転してるので実際に行えばよかった工程は一番最後に書いておく。
wget http://ftp.gnu.org/gnu/wget/wget-1.16.tar.gz
tar -xvzf wget-1.16.tar.gz
cd wget-1.16
./configure
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
コンパイラーが入っていないとのことで入れる。
yum -y install gcc
./configure
結構時間がかかるので待機するもまたもやエラー。
configure: error: --with-ssl=gnutls was given, but GNUTLS is not available..
wgetがopensslで接続しないといけなくなったらしく./configure --with-ssl=opensslとしなければならないそうなので試してみるも
configure: error: --with-ssl=openssl was given, but SSL is not available.
めんどくせぇ……
現状TS3とsubsonic、FTPサーバーとしてしか使っておらずwgetを多用する予定もないので--without-sslで妥協することに(じゃあアップデートしなくても別に良かったんじゃ……)。
./configure --without-ssl
エラーを吐くことなく成功したのでmakeの実行に移る。
make
また時間かかるので待機。
make install
完了したのでバージョン確認するも1.12のまんま。windowsみたいに勝手に上書きされるわけではないのだろうと思ったので一旦wgetをyumでアンインストールする。
yum remove wget
一度作ったwget-1.16ディレクトリも消しておいて最初からやり直す。
tar -xvzf wget-1.16.tar.gz
cd wget-1.16
./configure --without-ssl
make
make install
wget -V
無事1.16へのアップデート完了。
実際は必要だった工程。
wget http://ftp.gnu.org/gnu/wget/wget-1.16.tar.gz
yum remove wget
yum -y install gcc
tar -xvzf wget-1.16.tar.gz
cd wget-1.16
./configure --without-ssl
make
make install